性同一性障害の詳細解説!! <薔薇城の愛 Memorial V/The ai Memorial of the rose Castle> / Webmart−友愛北海旅情

Earth性同一性障害の詳細とは?

性同一性障害、GID (Gender Identity Disorder)

 性同一性障害とは「生物学的には完全に正常であり、しかも自分の肉体がどちらの性に所属しているかをはっきり認知していながら、その反面で、人格的には自分が別の性に属していると確信している状態」と定義されている。すなわち、男(女)性の肉体を持ちながらも本来自分は女(男)であって、男(女)性に生れてきたのはなにかの間違いであると考え、こうした確信に基づいて、日常生活においても女(男)性の装身具類を身につけたり、女(男)性の性別役割を実行し、さらに、このようなことだけでは安心出来ず、本物の女(男)性になりたいという変性願望や性転換願望を持ち、ホルモン投与や性別再指定手術までも行おうとする者も多い。

 また、フェティシズムを除くトランスベスタイト(TV)、トランスジェンダー(TG)、トランスセクシュアル(TS)の総称である。しかし最近の日本では、一般には性自認が身体の性(sex)と逆の性である場合を意味している用例も多い。なお、マスコミの報道等でこの語が使われる場合には、 DSM-IV での「性同一性障害」の意味で使われる場合がほとんどで、これは ICD 10 にいう性転換症とほぼ同義である。

< 以下、札幌医科大学の池田先生の講演録を元に、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』等の記述を交えて考えてみましょう。 >

 

愛奈美自身を考察してみる

 幼い時から自分の性別に違和感が有ったように思いますが、当時の社会性から「男」でなければとの思いが非常に強かったです。両親もそれを望みますし、なよなよした男は社会的虐めの対象でもあったので、それを避けるためには「男」で無ければ生きていけないとの思いが非常に強かったです。この為、心の嬉しさは隠して、「女」の部分は出来る限り表面に出さないようにしていました。

 中学校を卒業して自分のカラーを少し出せるようになっていきますが、それでも社会的バッシングを恐れ、男としての生活を続けていたのです。また、17歳の時に男性と(ゲイの方と思います)犯されて性的関係が一度だけありましたが、この時の出来事で、以後男性は恋愛の対象になることは有りませんでした。また、自分はゲイではないとハッキリとした自覚を持ちました。そして、自分の性別に困惑していくところとなり、お寿司屋という職業的なこともあり、体の性別に合わせるように生活を変えていったように思います。。

 その後結婚しますが、これは体の性別違和よりも「家族」という単位、温かい家庭と自分の子供が欲しいという強い欲求が上回った為です。幼い時から家族愛に薄かったために、家族の愛情という事に強い思い入れがあったのです。自分の思いを心の中に深く押し込めてしまったために、それを解放するかのごとく、時々 … 誰にも見つからないように、隠れて密かに女性の衣服を身に纏って心を落ち着かせていました。カルーセルさんが「手術をして体を女性に変えた」というお話しをテレビで見て、自分の経済力では叶わぬ夢と諦めてしまいました。この頃は貧しい生活でしたが、一家の主として家庭を支えるべく頑張っていました。

 家族と別れ、一人になった私は、40代も半ばになり、ネットサーフィンで、やっと自分が抱えていた心の闇がどんなことなのかが理解でき、それが「性同一性障害」だったのですね。10代の時に、いえ、せめて私が20代の時にこの概念がわかっていれば、もっと違った人生を歩めただろうと悔やまれます。さらに、自分に社会性に抵抗して生きていくだけの力があれば良かったのでしょうけれど、その勇気が有りませんでした。また、家族(幼い子供達)を自分の為に悲しい思いをさせることも出来ませんでした。

 これらの経過もあり2000年迄は「男」として暮らしていました。私からの情報発信とそれに呼応して社会の皆さんの暖かい応援が有り、精神科で「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」に基づいた診察と診断も頂、SRSを終え、2008年から自分の心の性別に身体を合わせ、やっと落ち着いた生活が出来るようになったのです。近年まだまだ、ホモセクシュアルの方々と混同されていますが、性同一性障害について社会が認めだしてくれたことに感謝致します。

 

性同一性障害とは?(概念・定義)

性同一性障害 (せいどういつせいしょうがい; Gender Identity Disorder) とは精神的には身体的性とは反対の性に属するとした方が自然であるような状態である。


概要
 身体的には男性か女性のいずれかに正常に属し、身体的・精神的にも正常であるにも関わらず、自分の身体的な性別を受容できず、更に身体的性別とは反対の性であることを、もしくは自分の身体の性と社会的に一致すると見なされている性的文化を受容できず、更にはそれと反対の性的文化に属することを、自然と考える人がいる(トランスジェンダー)。彼らの状態を一種の精神疾患ととらえた場合の呼称として、性同一性障害と呼ぶことがある。

 しばしば簡潔に「心の性と身体の性が食い違った状態」と記述される。ただし、「心の性」という表現はジェンダーパターンや性役割・性指向の概念を暗黙に含んでしまいがちであるため、同性愛と混同するなどの誤解を生じやすい。より正確には「性自認と身体の性が食い違った状態」と呼ぶべきである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

性には二つの側面がある

●Sex(セックス)
 ⇒ 生物学的な性別
 ⇒ 生殖器官および生殖機能に基づいた性別
 ⇒ 染色体の構成により決まる性別
●Gender(ジェンダー)
 ⇒ 自分が意識する性別
 ⇒ 心理・社会的性別


性自認とは
 人間は、自分の性が何であるかを認識している。男性なら男性、女性なら女性として多くの場合は確信している。その確信のことを性自認と呼ぶ。通常は身体の性と完全に一致しているが、半陰陽 (intersexual) のケースなどを研究する中で、この確信は身体的な性別や遺伝子的な性別とは別個に考えるべきであると言うことが判明してきた。そしてまた、ジェンダーパターン、性役割・性指向のいずれからも独立していることが観察される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

性同一性障害の基本的な症状

●自らの性に対する嫌悪あるいは忌避
 ⇒ 自分の性器が間違っている、成人になれば反対の性器を持つようになるであろうなどと主張する。あるいは自分の性器はなかったらよかったと考える。
 ⇒ 身体的な性別の特徴(月経や乳房のふくらみ、体毛やペニスの勃起など)に対する嫌悪感を持つ。
●反対の性別に対する強く持続的な同一感
 ⇒ 反対の性になりたいと強く望む。
 ⇒ 反対の性としての服装、遊びなどを好む。
 ⇒ 反対の性別の身体的特徴を得たいとの強い願望をもっている。
●反対の性別としての性役割
 ⇒ 日常生活の中でも反対の性として行動したり、義務を果たし、家庭、職場、儀式、社会的人間関係、言葉遣い、身のこなしなど、様々な場面で反対の性としての性役割を演じることを希望し、実際そのように実行する。

診断の手順

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第三版)
(1) ジェンダーアイデンティティの判定
 ⇒ 性別違和の実体を明らかにする
(2) 身体的性別の判定
 ⇒ 半陰陽、間性、性染色体異常の有無を確認する
 ⇒ これらが認められても性別違和が存在する場合は性同一性障害の一部とする
(3) 除外診断⇒ 次項
(4) 診断の確定
・管理人は性同一性障害の診断で詳しく解説したいと思います。

除外診断

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第三版)
 1.統合失調症などの精神障害によって、本来のジェンダー・アイデンティティを否認したり、性別適合手術を求めたりするものではないこと。
注:統合失調症等他の精神疾患に罹患していることをもって、画一的に治療から排除するものではない。症例ごとに病識を含めた症状の安定度と現実検討力など適応能力を含めて、慎重に検討すべきである。

 ⇒ 統合失調症や気分障害などにより、妄想としての性転換願望を持つ場合が有るが、多くの場合これらの原疾患の治療により改善がみられることがあるようです。また、人格障害により自己イメージの空虚さから性同一性に混乱を生じる場合があるようです。
 従って医師はこれらの疾病を併せ持っている方には性同一性障害の診断に慎重になることが多く、診断までの所要時間も長期間かかるものと思います。

2.反対の性別を求める主たる理由が、文化的社会的理由による性役割の忌避やもっぱら職業的利得を得るためではないこと。

 ⇒ フェティシズム的服装倒錯症(主に性的興奮を得るために異性の衣服を着用すること。)など、性嗜好の問題や職業的利得を得るために反対の性別の身体を求めている方もいるようです。このような文化的社会的理由により性別の変更を求める場合は除外されます。
 ※性同一性障害当事者のなかには社会の偏見や蔑視により就業の場が限られ、ニューハーフとして働いている方もいます。ガイドライン初版ではこれらの職業に就いている性同一性障害当事者は診断除外されていたので、医師はより慎重に診断することになるのではないでしょうか。

性指向について

どちらの性別に性的な魅力を感じるか
男性に対して性的魅力を感じる
 一般的には女性が男性に魅力を感じますね。しかし、男性が男性に魅力を感じるゲイの方々が居ます。また、性同一性障害ではMTF女性が男性に魅力を感じる方々が居ます。(一般女性と同じ感情です)、さらに、FTMの方が男性に魅力を感じるFTMゲイの方々が居ます。

女性に対して性的魅力を感じる
 一般的には男性が女性に魅力を感じますね。しかし、女性が女性に魅力を感じるレズビアンの方々が居ます。また、性同一性障害ではMTF女性が女性に魅力を感じるMTFレズビアンの方々が居ます。さらに、FTMの方が女性に魅力を感じる方々が居ます。(一般男性と同じ感情です)

どちらにも性的魅力を感じる
 好きになったら性別は意識しないバイセクシュアルになると思います。⇒ 用語解説

どちらにも性的魅力を感じない
 アセクシャルになるでしょうか? ⇒ 用語解説

⇒性指向は診断の決めてではない

 性同一性障害の方々のなかにはゲイやレズビアンの方もいます。自分自身がどちらの性別に対して魅力を感じるかという性指向は個々人それぞれです。
 男→女=女が恋愛の対象、女→男=男が恋愛の対象とは限りません。

 性自認と性指向は違います。
 男から女になったのだから、男が好きだろうと勝手に決めないでください。

性同一性障害と区別すべき概念

オカマ、オナベ、ニューハーフ
 →オカマやオナベは職業的概念と蔑視を表す言葉ですね。
ニューハーフは接客業(ホステス等)、ショービジネス等に従事している人達を表す言葉です。性同一性障害とは区別して使いましょう。
オカマやオナベは接客業(ホステス等)、性風俗産業、ショービジネス等に従事している人達に用いられていましたが、同性愛者を蔑視する言葉ですね。
さらに、オカマやオナベは性同一性障害者に対しても蔑視の言葉として使われることが多々あります。

同性愛(ホモセクシュアル)、レズビアン、ゲイ
 →自己の性自認は生物学的性別であり、自己の性指向が同性である。
同性愛(どうせいあい)とは、男性同士または女性同士の間での恋愛や性愛の側面を含む愛情であり、肉体性別と性自認が一致している人で、かつ恋愛や性行為の対象が性自認と同性である人をいいます。自己の体の性別に違和感を持つ性同一性障害とは違います。

女装、男装、クロスドレッサー、コスプレ
 →趣味の女装者などは医学的治療を必要とする性同一性障害と区別されます。
女装(男装)をしているからといって、その方が性同一性障害とは限りません。特に、最近の芸能界には多いのではないでしょうか?彼らを批判するわけではありませんが、性同一性障害をモチーフにしたエンターティメント、芸能活動は社会に誤解を与える可能性が大きいと思います。特に「お笑い」関連では虐めにも繋がりかねないと危惧しています。

ドラァグクイーン、ドラァグキング
 →イベントなどの場で日常を超越したような長大華麗な衣装をまとう方々。
札幌レインボーマーチに行けばお会いできますよ。素敵な方々ばかりです。

ライン
愛奈美の空飛ぶ船
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